KING CRIMSON Official Website (JAPAN) - キング・クリムゾン 日本公式サイト

商品カテゴリー

ニュース

2017.03.13

コレクターズクラブ6タイトル、2/22より好評発売中!

1969年7月5日 ハイド・パーク IECP-50020 1CD 1,833円+税

現存するクリムゾン、ライヴ最古の音源! 1969年急死したブライアン・ジョーンズ追悼のためザ・ローリングストーンズがハイド・パークで行ったフリー・コンサートに出演した際、オープン・リール・テープ・レコーダーで録音されたもの。
この年の秋に発売されるデビュー作『クリムゾン・キングの宮殿』発表前の貴重な音源! 時系列的に見るとお蔵入りしたトニー・クラークとのレコーディング・セッションを行っていた時期のライヴ。
デビュー前から話題にはなっていたが、このハイド・パークは多くのファンにとってクリムゾン初体験となったのは言うまでもない。
過去にも日本盤として発売になっていたが、現在はどれも生産終了となっておりこの度、ようやく単体での発売が可能となった。「21世紀のスキッツォイド・マン」、「クリムゾン・キングの宮殿」といった代表曲からこの’69年ラインナップでしか聴くことのできないドノヴァンのカバー曲「ゲット・ザイ・ベアリングス」、後の「デビルズ・トライアングル」の元になるホルストの「火星」など、歴史的資料価値が極めて高い音源だ!

1969年11月21、22日 フィルモア・イースト IECP-50021 1CD 1,833円+税

アルバム・デビュー直後だというのに早くも壊れていくバンド。急激な人気上昇の影でEL&P結成に向けキース・エマーソンと急接近していくグレッグ・レイク、バンドの音楽性に疑問を投げかけるイアン・マクドナルド、なんとかバンドを維持しようと必死に持ちこたえるロバート・フリップ。崩壊の予兆ともいうべき荒ぶるプログレッシヴ・ジャズ・ロック・サウンドが炸裂するハイテンション・パフォーマンス!
ニューヨークの伝説的ライヴ・ベニュー、フィルモア・イースト2公演を収めたコレクターズ・クラブ屈指の人気アイテム!
オリジナル・クリムゾン最後のスタジオ録音作となる『ポセイドンのめざめ』に収録される「冷たい街の情景」の初期ヴァージョン「ア・マン・ア・シティ」2ヴァージョンは必聴!

1971年5月11日 プリマス・ギルド・ホール IECP-50022/23 2CD 2,800円+税

1969年以来のライヴ・ツアーを行ったアイランズ・クリムゾン。ツアー初期のセットリストは’69年のオリジナル・クリムゾンが演奏していた曲にアルバム『アイランズ』に収録される楽曲がひしめき合うこの時期独自のもの!
ツアー後半では演奏されなくなる「クリムゾン・キングの宮殿」や要素だけが残っていく「ゲット・ザイ・ベアリングス」等が収められた貴重な音源! まだベースに不慣れなボズ・バレルに合わせてか、微妙にゆったりしたスピードで演奏される楽曲の雰囲気もこの時期固有のもの。『アイランズ』に収録される楽曲はどれも初期ヴァージョンゆえ、スタジオ盤と比べると多くの発見があるパッケージ!

1972年3月12日 サミット・スタジオ IECP-50024 1CD 1,833円+税

フリップ対バレル、コリンズ、ウォーラス、フリップ対マクドナルド。頭の中でインプロヴィゼーション・パートを拡大させた過激なプログレッシヴ・ロック・バンド構想を抱き、それまでの人間関係を清算し、新たなスタート切ろうとしていたロバート・フリップ。1971年バンドは解散を宣言するも、アメリカ・ツアーのスケジュールが残っていたため、バンドは確執を抱えながらもツアーに出た。本アイテムはその一触即発の1972年ラストUSツアー時にデンバーのサミット・スタジオで行われたスタジオ・ライヴ。同じジャズ・ロック基調でも、『太陽と戦慄』以降のサウンドとは異なり、どこかファンク的要素も感じさせる。この質感はこの時期ならではのもの。今だからこそその面白さが伝わる、変化球クリムゾン・サウンド!

1972年10月13日 ズーム・クラブ IECP-50025/26 2CD 2,800円+税

アイランズ・クリムゾンでの活動を終えた後間髪入れずにスタートした太陽と戦慄クリムゾン黎明期の貴重な音源!
バンドにフリー・インプロヴィゼーションの真骨頂を叩き込んだ異能のパーカッション・プレイヤー、ジェイミー・ミューア在籍時の音源は数が少なく、しかも本音源は極めて初期のもので歴史的価値は高い!
沸き上がる創作意欲のマグマが形となった『太陽と戦慄』収録楽曲はまだ発展途上、熱いマグマが冷え切っていない初期ヴァージョンで堪能でき、全体の半分以上を占める驚異的インプロヴィゼーション・パートでは後にアルバム『レッド』に収録される「堕落天使」のメイン・フレーズが既に登場する!

1974年7月1日 セントラル・パーク IECP-50027 1CD 1,833円+税

太陽と戦慄クリムゾン最後のパフォーマンスにして、プログレッシヴ・ロックの終焉を告げる、歴史的鎮魂歌。バンドの演奏は歯止めが効かなくなり爆音の中、火山の噴火を思わせるエネルギーの放射のような壮絶なパフォーマンスを繰り広げる。
アメリカ東海岸の夏の夕暮れに始まり、「スターレス」が演奏されるに至りステージ全体が真っ赤な照明で照らされたというエピソードが残る。’70年代最後の名演! この時期のライヴとしては『USA』がオフィシャルで発売されているが、リアリティはこちらのほうが上!

■■ご購入はこちらから■■
タワー・レコード
ディスク・ユニオン
ローソンHMV
amazon

2017.02.27

メルマガ会員限定プレゼント企画決定!

メルマガ会員の中から抽選で3名様に、メル・コリンズ、トニー・レヴィン、パット・マステロット3名のサイン入りマグをプレゼント!
申し込み方法は3/10(金)にメルマガ会員に配信されます、キング・クリムゾン日本公式メールマガジンをご確認ください。

キング・クリムゾン日本公式サイトメールマガジンは、CDやグッズに関する先取り情報やプレゼント企画など、お得情報をお届けいたしますので、ご興味ある方はこの機会にぜひご登録ください。

メルマガ登録ご希望の方はこちらからお手続きください。
※プレゼント企画は3/9(木)までに登録された方対象となります。

たくさんのご応募、有難うございました!
厳選なる抽選の上、当選者(3名様)は賞品の発送をもってかえさせて頂きます。
※賞品は4月中に送付させていただきます。

2017.02.01

訃報:太陽と戦慄クリムゾンのベーシスト、ジョン・ウェットン氏 逝去

キング・クリムゾンの歴史の中で、最もファンからの人気が高かった太陽と戦慄クリムゾンのベーシストであり、当時のフロントマンであったジョン・ウェットン氏が2017年1月31日に亡くなりました。享年67歳でした。

キング・クリムゾン、エイジア、そしてソロ活動を通じ数多くの名作を残したウェットン氏。キング・クリムゾン時代のアルバム『レッド』は今なお人気が高く、『クリムゾン・キングの宮殿』とクリムゾン・カタログの人気No.1を競う作品です。昨年末に亡くなったグレッグ・レイク氏がクリムゾン時代を代表する名曲「エピタフ」を残したように、ウェットン氏もこの『レッド』に収録された「スターレス」がエイジア時代の代表曲と共にロック史に残る名曲として聴き続けられています。

ベーシストしてもヴォーカリストしても優れた才能を発揮し、ロック黄金期を牽引したアーティストの早すぎる死を悼み、心より哀悼の意を表します。

ジョン・ウェットン氏のオフィシャル・ホームページは以下のアドレスです:
http://www.johnwetton.com/

2017.01.20

クリムゾン初来日音源のコレクターズクラブ8タイトル発売!

クリムゾンが1981年に初来日した貴重なライブ音源を初CD化!
新潟公演のみ欠落しているが、当時話題となり何回も追加公演が発表された浅草国際劇場公演はコンプリート。1月25日に計8タイトルの発売となります。


KING CRIMSON JAPAN TOUR 1981

■メンバー
ロバート・フリップ
エイドリアンン・ブリュー
トニー・レヴィン
ビル・ブラッフォード

■1981年ツアー全般の流れ
80'sクリムゾン最初のツアーとなった1981年音源で最も古いものは、同年 4月30日バースのモールス・クラブで観客が録音した音源。アルバム『ディシプリン』制作前、まだバンド名にキング・クリムゾンを掲げず、DISCIPLINE(ディシプリン)名義でやっていた時のもの。リハーサルを行いまとまった楽曲を始めてオーディエンスの前で披露した時の音源だ。このモールス・クラブを皮切りに5月16日ベルギー、ブリュッセルに至る15公演のウォームアップ・ツアーを決行。その後、アルバム『ディシプリン』のレコーディングを行い、アルバム発表時にはキング・クリムゾンとして活動するようになっていた。
アルバム発売に合わせたツアーの開始は10月5日、ウォームアップと同じくバースのモールス・クラブから始まり10月16日ドイツ・オッフェンバッハ、スタッドハレに至るイギリス・ヨーロッパ11公演。この後19日にスペインのTV番組に出演し、そのままカナダへ移動。10月22日トロント、エル・モカンボから12月1日のヴァンクーヴァー、コモドアー・シアター公演に至る計33公演の北米ツアーを行った。この北米ツアーはトロントからアメリカ東海岸を回り、中西部を経て11月後半から西海岸を回るスケジュールであった。
12月1日に北米ツアーを終えたクリムゾンはロサンゼルスに移動。12月4日金曜日にABCネットワークの週末のコメディ・プログラム「ABC FRIDAY'S」の音楽ゲストとして出演(2曲を演奏。当日の他の出演者は俳優の故・ピーター・フフォンダら)を経て日本へ上陸する。
キング・クリムゾンとしての初の日本ツアー(同時に初のアジア上陸でもあった)は12月9日の渋谷公会堂から12月18日浅草国際劇場に至る9公演が行われたことになっている。最終18日の前日、17日に当時のツアー・スケジュールを見ると新潟公演が行われたことになっているが、今回まとめて発売されるコレクターズ・クラブ'81年日本ツアー音源シリーズ中、唯一音源が欠落していること、17日も公演を行ったとすると12月12日からオフなしの連続7公演となり、実際このような過酷なスケジュールをバンドが容認したのかという疑問は残る。

■80'sクリムゾン・ツアーに関する一般的認知とその誤解
一般的に80'sクリムゾンのツアーは毎日似たようなセットリストで、アレンジ等もあまり変化がなく、凡庸と思われている。実際、この年のツアーはセットリストの変化は少ない(これは80'sクリムゾン全体に言える傾向)ただ、今回、'81年日本ツアー音源を独自企画として発売すること、加えてシンコーミュージック、DIG増刊ムック「キング・クリムゾン・ライヴ・イヤーズ1969-1984」制作のため1981年から1984年までの現在、コレクターズ・クラブ音源としてCDやダウンロードで入手可能な全公演を聴いた印象としては、この'81年ツアーは波乱万丈。'70年代の太陽と戦慄クリムゾンのインプロヴィゼーションとは異なるが、日々、細かいアレンジ変更、各メンバーによる思いつきのフレーズ投げ込み等が多発しており、公演によってはそれが原因となってパフォーマンスが荒れる場面も多々見られる。安定したパフォーマンスが多い、'82年、'84年ツアーとは異なる乱高下の激しいパフォーマンスが繰り広げられているのである。キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブ音源も購入されているファンの皆さんにとっては、日々、安定のクリムゾンと日によって出っ張り引っ張りがあるクリムゾンどちらが興味深いかといえば、やはり後者かと。この日本ツアー音源聴き比べの楽しさ満載と言っていいだろう。

■その聴きどころは何処にあるのか?
ロバート・フリップ大先生とビル・ブルフォードは1972年からダブル・トリオが崩壊するまで約四半世紀に渡り一緒にやってきたわけだが、大先生、ブルフォードとよくこれだけの長い期間一緒にやってきたなぁと、強く思う。80'sクリムゾンにおいてもブルフォードはジョーカー的存在。この人、ほぼ毎日ドラミングが違います。この日本ツアー音源全8作品でもその唯我独尊ぶりは遺憾なく発揮され、パフォーマンスの質感を大きく左右する。これに翻弄されながらもバンドのグルーヴ感を固守しようとするトニー・レヴィンとの関係がまず抜群に面白い。80'sクリムゾンのロック感はこの人のベースに依るところが大きいと思うが、時にブルフォードの変則的なドラミングに翻弄されたり、逆にガチガチのロック・グルーヴを強く打ち出し、ブルフォードに付け入る隙を与えなかったり、この両者のステージ上の駆け引きはかなりスリリング。
キング・クリムゾン史上初のツイン・ギター編成になったこともあり、ロバート・フリップのソロ・パートにも日々、様々な試み、ニュアンスの違いが発見できる。
8公演を制覇するか、ピンポイントで聴くかは自由だが、複数公演を聴いてみようという方に対してのアドバイスは、この時点ではまだアルバム未収録の新曲だった「ニール&ジャック&ミー」、「マンハッタン」(翌'82年発表のアルバム『ビート』収録時には「ニューロティカ」に改題)に日々の違いがよく出ているということだ。特に「ニール&ジャック&ミー」は10月初旬のツアー開始時から新曲として演奏され始めたが、北米ツアー中盤の11月中旬あたりで一度アレンジが固まり、日本ツアー直前の北米ツアー終盤にはほぼ完成状態にあったものを日本ツアーで再び改良が始まり、リズム・セクションの試行錯誤、2本のギターのコンビネーションの改良等が日々行われ、この曲をチェックするだけでも十分に楽しめる。しかも、翌年発表のスタジオ・ヴァージョンとは微妙にアレンジが異なっているのだ。では、全8タイトルそれぞれの公演をチェックしていこう!






●1982年12月09日 東京 渋谷公会堂 IECP-30016 ¥3,241+税
「安定した演奏に見えて実は高度なプレイの応酬が光る、日本ツアー初日!」
キング・クリムゾン日本初上陸の初日。2カ月間のヨーロッパ、北米ツアーをこなした後、1981年最後のレグということもあり、演奏は非常に安定したものになっているし、北米ツアー後半あたりから頻繁となった。メンバー間で演奏中に様々なアイデアのやりとりが行われるスタイルがここでも踏襲され、良い雰囲気の中でスタートした。音源はこもりはあるがベース、ドラムも迫力のある音で録音されており、立体感も申し分ないステレオ・オーディエンス録音。ほぼ完全収録。会場での録音に慣れた人の手によるものなのだろう、音像は揺れないし、不用意なノイズもほぼ皆無。細かいニュアンスまで伝わる質の高い音源だ。全体破綻なく、整合感の高いパフォーマンスを繰り広げるが、演奏はけっして丁寧ではなく、いたるところで誰かが思いついたアイデアをそのまま音にして演奏に投げ込んでくるのをしっかり受け止め破綻させずに演奏を続けていくスリリングな場面が多々見られる。81年ツアーの中の基準値ともいえるパフォーマンス。コレクターズ・クラブ未体験の方は、81ジャパン・ツアーをこれから追体験してみようと思う方はまずはこの初日から入ることを強くお勧めします。

●1982年12月10日 名古屋 名古屋市公会堂 IECP-30017 ¥3,241+税
「初日、最終日と並ぶ安定した音質ながら、全8公演中最も謎多き音源!」
この音源も会場でのオーディエンス録音としては大変よく録れている。ただ、これは音源自体アナログ・ブートレグから板起こしのように思われる。静かな部分でゴロゴロというトレース・ノイズのようなものが聴こえるのだ。ディシプリンは、元の音源に忠実に作業をしたということだが、1980年代の初頭という時代を考えると良質な会場録音のため、その点がちょっと残念。トレース・ノイズは演奏が始まるとほとんど気にならない状態なので試聴感は悪くはないが。初日の渋谷公会堂の雰囲気が良かったこともあり、高揚感があったのだろう、この日もパフォーマンスの質は良好。どちらかというと落ち着いた感じもあった前日よりも部分的にテンションが高い部分も見られ、好調は維持。「シェルタリング・スカイ」後半のフリップ、キーボード・ソロの音色が前日と明らかに違うなど細かい差異は多々あり、音質も安定しているため聴き比べには向く音源だ。どういう経緯でディシプリンへたどり着いたかが謎なミステリー音源。

●1982年12月12日 大阪 大阪万博ホール IECP-30018 ¥2,315+税
「個人技の出来不出来が激しい荒ぶるクリムゾンその1。 疾風怒濤編」
大阪2デイズの初日。音質は前2公演と比べると一段落ちる。この時代の会場カセット録音では不可避のこもりはやや高め。ディシプリンは本音源をカセットと記しているが、その元音源が編集されている形跡があり、ブートCDからのリッピングかと思われる。会場は、今は存在しない万博公園内にあった万博ホール。キャパシティは1500人の会場だったそうだ。前日移動日で大阪入りする前京都を観光しリフレッシュ、時差ボケも克服し、好調モードにあったのだろう、テンションは高め。引き攣るような疾走感自体、前2公演とは異なる「テラ・ハン〜」はかなり荒っぽくドライヴ感満点。続く「レッド」の沈みこむヘヴィネスが光る。要するにブルフォードの気分が前ノリ・モードにあったことによるわけだが、全体的にこの日のパフォーマンスは荒めながら、疾走感・迫力はあり。総収録時間80分をわずかに越えるものだったため1枚に収めるため非演奏部を編集短縮している。

●1982年12月13日 大阪 大阪毎日ホール IECP-30019 ¥2,315+税
「個人技の出来不出来が激しい荒ぶるクリムゾンその2。 鬼神降臨編」
今回の1981年ジャパン・ツアー音源中では最も音質的には恵まれていない公演。ちょっとステージから遠いこともあり、音質のこもりが前日より顕著になっている。会場はこれも現在は存在しない毎日ホール。録音者がステージから若干遠い分、会場の雰囲気は良く分かるようになっており、大阪のファン、ノリがよろしい。この客層に煽られたか、ブルフォードはこの日も前ノリ気味で全体に疾走感を与えている。ジャパン・ツアー中に再びアレンジがマイナー・チェンジとなった「ニール&ジャック〜」は終盤のフリップのソロがこの日、妙にドラマティックで、他公演の同曲とは印象が異なっている。妙に盛り上がったまま終盤を迎えたこともあり、この日の「太陽と戦慄 パート2」はエイドリアンがリフを崩しにかかり、ユニークな印象を持つテイクとなった。これもCD1枚に収めるため曲間編集が行われている。

●1982年12月14日 東京 浅草国際劇場 IECP-30020 ¥2,315+税
「トニー・レヴィンの逆襲! トップ・スピード突入! 怒涛の浅草3デイズ初日!」
80'sクリムゾンのロック・グルーヴはトニー・レヴィンによるところが大きい。ギタリスト達が変拍子に走ろうと、勝手気ままなドラマーがその日の気分でリズムに手を加えようが、瞬時に対応。的確なロック・グルーヴを作り上げている。前4公演はブルフォードに押され気味というか、どこかベースラインを確認しながら修正を施している印象が強かったレヴィンが、自ら回答を導き出した感が強く、ベースがグルーヴを引っ張り始めている。大阪のアップダウンが激しい荒た印象から一転、太いグルーヴ裏打ちされた演奏へ変化の兆しあり。この辺り聴き比べると非常に興味深い! 直球型の「マンハッタン」のスピード感と思いグルーヴ感は強烈。音質的にはこれも大阪2デイズに近くクリアーさには欠けるが演奏には確実に変化が見られる。この音源も日本盤CDでは1枚に収めるため冒頭と曲間が編集されている。

●1982年12月15日 東京 浅草国際劇場 IECP-30021 ¥2,315+税
「レヴィン好調! グルーヴ感全開! ハイテンション、怒涛の浅草3デイズ中日!」
音源の音質としては大阪2公演、浅草初日と横並び。こもり気味でわずかな歪みが気になるが、前日の浅草初日よりはステージ近い雰囲気で迫力は前日よりこちらが上。ただ、一般のファンが録音したものなのだろう。客電が落ちてからテープレコーダーをセットしようとしているため、最初の数分間、手持ちのノイズがガサガサと発生して気になる。研究モードから脱したレヴィンはこの日も好調。オープニングの「ディシプリン」から前半公演のものとは異なるユニークなベースラインが光る。毎日細かい変化見られた「ニール&ジャック〜」の前半部のグルーヴを保ちながらメロディアスな散文的ベースラインを完成させるなど要チェックポイント多数。「レッド」はこの日本ツアー全公演通じて最もヘヴィでダークな印象。浅草3連チャンは最終日に比べ話題にならないが、演奏が微妙に変化していく様を見事に記録しており、研究アイテムとしては重要な公演だったと思う。CD1枚に収めるための曲間編集あり。

●1982年12月16日 東京 浅草国際劇場 IECP-30022 ¥2,315+税
「上げ潮モードに乗りブリューも絶好調モード! リズム・セクション激突!怒涛の浅草3デイズ最終!」
テープレコーダー自体をむき出しにせず袋かバッグの中に入れたまま録音されたものと思われる。それゆえのこもりが発生。アンビエント感も薄め。また、録音者は友人と連れ立って見に来ていたのだろう、随所に会話も入っており、そういった意味ではリアル。 日本ツアーの始まりからベースラインのマイナー・チェンジを行い試行錯誤を繰り返していたレヴィンのプレイが前日あたりでかなり固まったことで新たな変化が生まれた浅草3デイズ3日目。グルーヴ感は見事!と拍手したくなる立派なものだし、ベースラインが整理されてことでブリューが歌いやすくなったこともあるのだろう、ヴォーカル・パートも安定したものに変化してきた。北米ツアー音源でもあまり感じることのなかったタイトでマッチョな印象のパフォーマンスはある意味貴重! 81年ジャパン・ツアー侮れません。本作もCD1枚収録のため曲間編集あり。

●1982年12月18日 東京 浅草国際劇場 IECP-30023 ¥3,241+税
「1981年クリムゾン最終公演! 80'sクリムゾン・サウンドここに完成す!」
2016年発売のボックス・セット『オン(アンド・オフ)ザ・ロード』にも収録されているためこのシリーズ中唯一の既発音源となるが、ボックス収録時に海外で曲間編集を行い、ディスク1枚に収める編集が行われた。日本盤CDは逆に、カットされた曲間もそのまま使ったためCD2枚組となった。音質は初日の渋谷公会堂公演と並ぶクリアーな録音。若干のこもりと歪みは生じるが、コレクターズ・クラブ音源の中でも良質なほうに入るもの。パフォーマンスとしてはこの年の最終公演ということもあり、無事にツアーを終えられる安堵感と最後ゆえの気負いが複雑に絡み合い良い感じで緊張感のある演奏。日本ツアー中にも随時修正していたパートもピタリと収まりテンションの高い演奏を体験できる。とはいえ、「テラ・ハン〜」の中間部にまたしても手を加えたり変化とドラマが信条の81年ツアーらしいスタイルが最後まで貫かれている。この最終公演と初日の渋谷公会堂を比べるというのも81年ツアーの特徴を掴む上では有効かと思う。



■■ご購入はこちらから■■
タワー・レコード
ディスク・ユニオン
ローソンHMV
amazon

2017.01.13

ビル・リーフリン復帰! KING CRIMSON ダブル・カルテット時代に突入!

2016年ツアーを前にバンドを離れたビル・リーフリンがキング・クリムゾンに復帰することが発表された。
リーフリンに代わって2016年ツアーに参加したジェレミー・ステイシーもそのままバンドに残るということで、キング・クリムゾンの歴史上最多の8人ラインナップ期が始まった。
ロバート・フリップはこの8人編成クリムゾンを日記でダブル・カルテットと表している。これはアルバム『スラック』制作時の6人編成期にギター、ベース、ドラムがそれぞれ2名在籍していて、バンド内でトリオ編成のバンドを2つ作ることが可能だったためダブル・トリオと呼んでいたことに由来している。しかしながら今回はメンバーこそ8名いるが、ベーシストは現在トニー・レヴィンのみ。これをダブル・カルテットと呼ぶには多少無理があるように思うが・・・。

このリーフリンの復帰を受けて、フリップは今年のキング・クリムゾン・ライヴ・ツアーの大まかな概略も発表。6月から7月にかけシアトルを皮切りにウエスト・コーストを南下し、一旦オフを取り秋にイースト・コーストを回るスケジュールになるということだ。この件に関しては昨年夏にDGMの代表、デイヴィッド・シングルトンが来日した最にもほぼ同様のことを言っていたので、水面下では既に細かい調整に入っている模様だ。例年秋からクリスマス前にかけて行われていたツアーを今年は夏からスタートさせる理由は前半のウエスト・コースト・ツアーは夏のコンサート・シーズンに合わせ、野外会場を使用することが検討されているからだそうだ。シングルトンの話によれば、この夏のツアーの会場候補にはロサンゼルスのハリウッド・ボウルも含まれているという。

2017.01.11

レコード・レコクターズ2月号にてクリムゾン大特集!

レココレ2月号にてクリムゾン80年代 3部作が特集されます!


レコード・コレクターズ 2017年2月号
巻頭特集:キング・クリムゾン80年代3部作



<キング・クリムゾン80年代3部作>
1974年の『レッド』リリース後にキング・クリムゾンの活動をいったん停止させたロバート・フリップは、80年代に入るとエイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィン、旧知のビル・ブルフォードに新バンドへの参加を要請します。
当初はそのバンド名であった“ディシプリン”というタイトルで81年に発表されたキング・クリムゾンの新作は、ポリリズムを用いたダンサブルなビートが支配する、従来のファンを驚愕させるに十分な内容でした。
現在の活動によって再評価されている80年代の3部作で当時のフリップが描いていたヴィジョンとはいったい何だったのか。
年の瀬に出た『オン(アンド・オフ)ザ・ロード 1981-1984』と共に迫っていきます。

・短命ながらも、不動の4人が80年代に残した確かな足跡(舩曳将仁)
・音楽論──“ディシプリン”が意味したもの(立川芳雄)
・全曲ガイド
『ディシプリン』(武田昭彦)
『ビート』(坂本理)
『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』(松井巧)
・『オン(アンド・オフ)ザ・ロード 1981-1984 40thアニヴァーサリー・ボックス』解説(石川真一)
・『ジ・エレメンツ:2016 ツアー・ボックス』解説(石川真一)
・『コレクターズ・クラブ』──初来日時8公演の音源が一挙登場(赤岩和美)

2017年1月14日発売 / 本体価格:762円(税別)


2016.12.28

シンコーミュージックよりクリムゾンのムック本が発売決定!

2017年1月25日に、シンコーミュージックよりキング・クリムゾンのムック本が発売決定しました!
丸ごとクリムゾンの濃厚な書籍となっております!!


シンコー・ミュージック・ムック
THE DIG Special Edition
キング・クリムゾン ライヴ・イヤーズ 1969-1984



A5判 / 160頁 / 本体価格 1,500円(税別)
2017年1月25日発売




【主なコンテンツ】

- グラビア
ライヴ・イン・ジャパン 2015

- インタヴュー
ジャッコ・ジャクスジク(キング・クリムゾン)
デイヴィッド・シングルトン
アレックス・マンディ

- ライヴ音源ガイド
『クリムゾン・キングの宮殿』期
『アイランズ』期
『太陽と戦慄』期
『ディシプリン』期

- コラム

2016.12.22

年末年始の商品発送に関しまして

誠に勝手ながら、キング・クリムゾン・オフィシャル・WEBサイトでは、年末年始の受注受付日、発送は下記のとおりとさせていただきます。ご確認の上、お早めのご注文をお勧めいたします。

■年末年始休業期間 2016年12月28日(水)〜2017年1月4日(水)
■2016年12月26日(月)PM18:00までに、クレジット決済でご注文いただいたお客様、入金の確認が取れたお客様は、年内中の発送を予定しております。
■年始の発送業務は2017年1月5日(木)からとなります。発送準備が整いしだい、商品の発送とさせていただきます。(通常:翌営業日〜14営業日以内に発送)

※上記休業期間は、電話およびEメールでのお問い合わせにお答えできません。
※上記休業期間中も商品の受注は、通常通りご利用可能ですが、変更・キャンセル・確認等は承ることが出来ませんので、ご了承くださいませ。

2016.12.09

サイトリニューアル、スペシャルキャンペーン!

今ならキング・クリムゾンオフィシャルサイトの商品どれでも(CDも含む)合計 5,000円(税込)以上お買い上げの方に、
・「ラディカル・アクション」クリアファイル
・「キング・クリムゾン」ロゴステッカー
をセットでプレゼント!
この機会にぜひお買い上げ下さい!

※なくなり次第終了とさせて頂きます。
※特製ビニールバッグはご購入頂いた方全員にお付けいたします。

2016.12.09

訃報:キング・クリムゾンのオリジナル・メンバー、グレッグ・レイク氏 逝去

キング・クリムゾンのオリジナル・メンバー、グレッグ・レイク氏が現地時間2016年12月7日に亡くなりました。享年69歳。レイク氏は長期わたる癌闘病中でした。

グレッグ・レイク氏は、1947年11月10日 イングランド南西部ドーセット、プール生まれ。

1968年後半にキング・クリムゾンの前身であるジャイルス、ジャイルス&フリップに加入。キング・クリムゾン、デビュー時のベーシスト兼リード・ヴォーカリストとして1969年発表の『クリムゾン・キングの宮殿』、1970年発表の2ndアルバム『ポセイドンのめざめ』に参加しています。

1969年、クリムゾン デビュー直後の初のUSツアーで当時、ザ・ナイスのメンバーだったキース・エマーソンと出会い、意気投合。クリムゾン脱退後はエマーソン・レイク & パーマーを結成しクリムゾンらとともにプログレッシヴ・ロックを牽引したアーティストでした。

グレッグ・レイク氏 公式サイトでのステートメント
http://www.greglake.com/

DGM LIVE オフィシャルサイト(ニュース記事)
https://www.dgmlive.com/news/Greg%20Lake%20has%20passed%20away